1-2. 歌詞とメロディをワンコーラス分考える~ポトリスエットの歌詞解説(ワンコーラス目)

こういうのを自分で書くのはどうなんだ、恥ずかしいぞという気持ちが胸を焦がしますが、今回はポトリスエットの歌詞について解説していきたいと思います。
 

少しでも参考になれば幸いです。それでは、塊ごと順番に見ていきましょう。

1コーラス目

Aメロ

玄関の鍵を開けてほらドアを開ければ外はいい天気!
気持ちのおもむくままにさあでかけよう ケータイなんて置いてこう

ポトリスエットの構成は、スタンダードな
 

前奏→Aメロ→Bメロ→サビ→
間奏→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→サビ→後奏
 

というものなので、1コーラス目のAメロは物語の始まりに当たります。

聴く人が、スッと世界に入りやすく、かつ「これから何があるのかなー」なんて思ってもらえるような歌詞にしたいところです。
 

というわけで、ポトリスエットでは玄関から外に出ることを始まりにしました。
 

Aメロの締めとして、

「気のおもむくままにさあ出かけよう ケータイなんて置いてこう」

と書くことにより、特に目的もなく出かける、でも邪魔はされたくない、という感情を表してみました。

Bメロ

水面に跳ねる光が 眩しくて少し落ち込むけど
両手広げ美味しい空気を胸いっぱい吸い込めば
アタマ冴えていく

さて、Bメロです。
 

Bメロはサビに行く手前としてメリハリをつけるために、雰囲気をぐっと変えていきたいところです。
 

歌詞やメロディを考えている段階で、Bメロの前半は半テンポにしようと思っていたため、歌詞も少しゆったりとした情景を出すような内容にしています。
 

「少し落ち込むけど」で、なんで?となるよう、わざと引っかかりを作ってみました。
 

Bメロの後半は、テンポを元に戻してサビに備えます。

若干暗い感じのする前半から、前向きな歌詞に切り替えることにより、続くサビに期待感を持ってもらいたいと思い、この歌詞にしました。

サビ(前半)

走れ!
今夜の涙が汗になるまで 身体中ぜーんぶ空っぽに仕上げて帰ろう
限界がきたらあと三歩だけ頑張ってみよう 小さなハードル跳び越えて

さぁ、サビです。

ポトリスエットのサビは、弱起(アウフタクト)で始まり、その弱起の部分はブレイクにしています。
 

サビの出だしはその曲の印象を大きく占め、さらにブレイクで歌詞を目立たせるようにしたため、インパクトの強いキーワードを選ぶ必要があります。
 

そこで、「走れ」という言葉を選んでみました。出かけてて歩いていて、急に走り出すイメージです。


そこからはサビの本体に入ります。

「今夜の涙が汗になるまで」は、ポトリスエットの曲名の元になったところでもありますが、ここでBメロの「落ち込むけど」の伏線を回収しています。


続けて「限界がきたら…」では、「小さなハードル飛び越えて」という「3歩だけ」の小さな試練を自分に課して、少し無理してでも走ろうという気持ちを表現しました。

何か悲しいことがあって、夜寝るのが辛いけど、極端に疲れれば寝れるよね、という青春なイメージを持っていただけると嬉しいです。

サビ(後半)

昨日までの自分にさよならなんてすぐにできるわけない
だけど少しずつでもいいから変わっていけたらいいよね

サビの締めでは、アイドルらしく早口系にしてみました。


デモソングを提出するときもそうですし、何かで紹介する(される)ときはワンコーラスだけということも多いため、ワンコーラス目のサビで聴き終わってもモヤモヤしないようにきちんと締めています(アニメソングやドラマのテーマ曲はだいたいワンコーラス+サビもう一度などが多いです)。


とはいえ、別に絶対に締める必要はないですし、そこは曲やテーマに合わせればよいところでもあります。

 

そんなところを意識しながら、よかったらもう一度聴いてみてください。紹介記事はこちら


次回は後半の歌詞解説を書いていきたいと思います!


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